こんにちは。たい子です。
小学生を持つ親の悩み事の1つであるPTA役員。
PTAって実は任意加入であることを知っていましたか?
筆者は、息子の小学校の入学時に、当たり前のようにPTAに加入したので、任意加入なんて思いもしなかったです。
PTAは任意加入って教えてくれれば、加入するかどうか考えたのに・・・と一瞬思いましたが、
PTAに入らないことでのデメリットを考えると、やっぱりPTAに加入していてよかったと思い直しました。
今回のことで疑問に思ったのが、PTAに入らない人ってどのくらいの割合でいるんだろう?いうこと。
PTAに入らない人は少数はだと思うので、その理由が気になる!
PTAに入らないと登校班からも除外されるという噂もあるらしいのですが、実際どうなのでしょうか。
PTAに入らない人の割合ってどのくらい?
PTAに入らない人の理由は?
PTAに入らないと登校班はどうなるの?
PTAに入りたくないけど、子供が登校班から除外されたら困る!
今回は、PTAに入らない人はどのくらいの割合なのかとその理由、PTAに入らないことで登校班からも除外されてしまうのかについて調査しました。
PTAは実は任意加入って知ってた?
PTAは強制加入だと思っている人は多いのではないでしょうか。
PTAは実は任意加入だった!
PTAは、任意加入のボランティア団体です。
任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方である。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/PTA
たい子はPTAに気づいたら当たり前のように入っていた人なので、これまでPTAが任意加入なんて考えもしませんでした。
ある日ニュースを見ていて、PTAが任意加入だと知り、軽い衝撃を覚えました。
このニュースの学校のPTAすごくないですか?
画期的な取り組みをしているPTAだなと感心します。
入学時にPTA加入の意思確認なく加入前提で、小学校6年間のうち1回は役員をしてほしいと説明のある学校が多いとの話ですが、
たい子の息子の小学校もまさにその通りの学校でした。
「PTA加入は強制で役員も必ず1度はしてください」という風習が強い気がしました。
「PTAに入らない」なんて言える空気はなかったです。
というよりも、PTAに入らないと村八分にされそう・・・
そんな気がします。
子供に影響があると困るから、親は我慢してPTAに加入し、要請があればPTA役員を引き受けるという人が周りの友人やママ友にも多いです。
1年に1度あるPTA役員選出の時期は、ドキドキソワソワして「自分に役員が当たりませんように」と願っている人が多いのではないでしょうか。
世の中には、PTAに入らない人もいるんだって!
しかし、ネットで調べていると、世の中にはPTAは任意加入だと知っており、強い意志をもってPTAに入らない人もいるようです。
世間では、PTAは強制加入という強い概念がまだまだ強いので、少数派の「PTAに入らない人たち」は肩身の狭い状況になっているようです。
ネットで体験談を見ていると、このような話がありました。
ニュースに取り上げられていた小学校ではこういうことはないのでしょうね。
共働き世帯が増えた時代の変化とともに、PTAのあり方を見直すことも大事なのかも
昭和の時代は、専業主婦が多かったので、PTA活動が盛んでも支障はなかったのかもしれませんが、現代は共働き世帯が増えており時代も変わってきています。
この表を見ても明らかなように、共働き世帯と専業主婦の世帯が逆転していますよね。
周りを見ても、今は働いている母親が圧倒的に多いと感じます。
働きながら、PTA役員となったら仕事との両立で負担は多いため、PTAに対してマイナスな印象をもってしまうのだと思います。
負担の少ないPTA活動の見直しをして、嫌々ではなく積極的にPTAに参加できるような体制づくりが必要な時代になったのではないでしょうか。
PTAの任意加入を事前説明する学校が少しずつ増えているようですので、これから少しずつPTAのあり方が変わっていくのかもしれませんね。
実際に、息子が学校に通うとPTAの活動のお世話になっていることが多くあることを知り、PTA役員のみなさんには、感謝しています。
なので、PTA活動そのものを批判する人は少ないのではないでしょうか。
仕事との両立の面で負担感が少なくPTAに参加できれば、任意加入と言われても、参加する人は多いと思うのですが・・・
だって、自分の愛する子供たちのための活動ですからね。
PTAに関しては強制加入の嫌悪感が強い気もするので、あり方自体を見直してほしいなと思います。
PTAに入らない人はどのくらいの割合でいるの?
さて、PTAが任意加入ということを知り、PTAに入らない人はどれくらいの割合でいらっしゃるのでしょうか。
PTAに入らない人の割合の詳しい数字は見つかりません。
でもPTAに入らない人は少なそう
ニュースで取り上げられていたPTA加入の意思確認をしてくれる学校はかなり少なそうなので、ほとんどの人がPTAに加入しているのではないかと思われます。
息子の小学校では「PTAに入らない人」は0人!
実際の人数が知りたかったので、息子の小学校に電話して聞いてみました。
息子の小学校では、「PTAに入らない人」はいなかった!
PTA加入率100%!
PTAの窓口が教頭先生ということで、
「PTAについて確認していことがあるんですけど」と伝えると、
教頭先生が電話で対応してくれました。
教頭先生の話によると、現時点では、「PTAに入らない人」はいないとの返答でした。
もし、PTAを退会したい場合はどうしたらよいかを聞いてみると、
「退会の手続きはできますが・・これから先、不都合もでてくるかと思いますが・・・」
とかなり戸惑った様子の対応でした。
たい子はPTAを退会するつもりはないので、ブラックリストに載ってしまったら嫌だなと思い「もしもの話なので大丈夫です」と話を終えました。
電話を終えて気になったことは、
「不都合がでてくることがある」ということ。
不都合ってなに?って聞けばよかったけど、勇気がなくて聞けませんでした。
息子の小学校では、PTAに加入することが当たり前の風習なので、PTAに入らない場合のことを聞かれて教頭先生も、寝耳に水だったのでしょう。
きっと息子の小学校と同じような学校は他にもたくさんあるのではないでしょうか。
PTAが任意加入になった学校事例「入らない人」の割合は?
PTA任意加入を導入した小学校の事例がyahooニュースで紹介されていました。
兵庫県明石市立山手小学校PTAの事例になります。
山手小PTAが任意加入を周知したのは、いまから3、4年前、2018年度の末頃でした。2017年春から改正個人情報保護法が施行されたこともあり、これまでの自動強制加入をやめようと、保護者に加入意思の確認を行ったのです。すると8~9割の人が退会を選択し、会員が1~2割まで減少することに。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/otsukareiko/20220528-00297699
この小学校では、PTAの加入の意思確認をしたら、「PTAに入らない人」の割合は、8〜9割に増えたそうです。
興味深い結果ですよね。
これが、世の中のPTAに対する思いの答えだと思います。
ほとんどの人が、PTAに入らなくていいなら、入りたくないんです!
現状のPTA強制加入の風潮の中で、「PTAに入らない人」は周りに流されず自分をもっていてある意味かっこいいなと思いませんか?
さて、この小学校のPTAがその後どうなってしまったか紹介すると、
と、1〜2割のPTA会員の努力と改革で、PTA加入割合がV字回復したそうです。
この結果を見ると、「PTAの活動には賛同するけど、役員はやりたくない」と思う人が多そうですよね。
役員となると時間を取られるだけでなく人前に立つこともあります。
人前に立つのは向き不向きの性格もあるので、嫌な人には嫌な役割ですよね。
準会員という「役員はしないけどお手伝いならできる」というスタンスで参加できるなら、加入しやすいですよね。
保護者の気持ちにそったPTA改革だなと思いました。
この小学校がモデルケースとなって、全国の小学校がPTAのあり方を見直してほしいと切に願います。
PTAに入らない人の理由は?
それでは、PTAに入らない人の理由について見ていきましょう。
強制加入の風潮が強い中で、周りの意見に流されずにPTAに入らない人にはそれなりの理由があるはず。
その理由が気になりますよね。
ネットでの情報を集めてみました。
やはり、「PTAに入らない人」の理由は、仕事で忙しく余裕がないからという理由がありますね。
ほとんどの人は、PTA活動が負担なため入らない選択をしたのではないでしょうか。
任意加入なのに、強制加入かのような対応に嫌悪感を感じている人もいますね。
ただ、PTA活動に否定的でPTAに入らないという理由の人はいなさそうでした。
みなさんPTAの活動自体は賛同しているということでしょう。
「PTAに入らない人」の理由は、PTA活動はよいと思っているけど、組織のあり方や役員の負担の多さに入らないと決めているようです。
PTAに入らないと、登校班から除外されるの?
ネット上には、PTAに入らないため、登校班から除外されたという方がおいでました。
PTA入らないから、登校班に入れてもらえないの?
シビアな世界ですね。
PTAや子ども会が登校班の編成や見守りを依頼されていることが多いです。
そして、登校班には旗振り番や通学見守りという親の仕事がありますよね。
PTAと登校班は深くつながっているので、PTAに入らない人は登校班を除外されるということでしょう。
なんとも親本位な考え方だと思います。
子どもの気持ちなんて考えていない対応だと思いませんか。
親の都合で登校班に入れなくなって子供に可哀想な思いをさせるなら、PTA入ろうと思っちゃいますよね。
PTAに入らない人でも「旗当番や登校班の見守りはするよ」って人いると思います。
もう少し臨機応変に対応してもらいたいものですね。
PTAに入らない人について|まとめ
PTAに入らない人の割合や理由、登校班をはずされるという噂についてまとめました。
PTA問題は難しい問題ですね。
入りたくないけど入らなくちゃいけないと義務感で入っている人がほとんどだと思います。
時代の変化とともに、PTAのあり方を見直し、負担の少ないPTAになれば、みんな積極的に参加できるのではないかなと思いました。
自分の地域のPTAがそういった方向で動き出してくれることを祈るばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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