NHK未契約のまま無視したらどうなるの?テレビ設置がバレる理由

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こんにちは。たい子です。

NHK割増金制度を2023年4月から導入することが決まりましたね。

NHKの受信料に関しては、近年、未払い者がNHKから訴えられたりと、物騒なことになっています。

世の中の大半の人は、NHKの受信料を払っているとは思うのですが、中には、NHKと未契約のまま数十年経過してしまったという人もいると思います。

NHKとまだ未契約の方は、今回のNHKの割増金のニュースを聞いてゾッとしたのではないでしょうか。

この記事では、NHKの割増金導入がきっかけで、NHK未契約で不安になってしまった方に向けて、

NHKを未契約でこのまま無視していたら、どうなるの?

そもそもテレビ設置はどうやってNHKにばれるの?

これらの疑問を解決していきます。

今回は、NHKを未契約のまま無視していたらどうなるのかテレビ設置がNHKにばれる理由を調査しました。

NHK受信料問題について疑問に思うことを他の記事でもまとめています。

NHKが2023年4月から割増金制度を導入

2023年1月19日にこんなニュースがありました。

総務省は18日、正当な理由もなく受信契約に応じない人に割増金を請求できる制度を、NHKが4月に導入することを認めたと明らかにした。割増金の水準は、通常支払うべき受信料の2倍とする。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6451047

NHKの割増金が2倍だなんて、なんと恐ろしいニュース!と思いました。

というのも、たい子の実家が、NHK未契約のまま無視しており、数十年受信料を払っていなかった世帯だからです。

数年前に、受信料の支払いをしたので、今は大丈夫なんですが、身近にこんな経緯があったので、NHKの割増金導入のニュースを他人事だとは思えませんでした。

NHKの割増金について教えてほしい!

このNHKの割増金制度とは、

  • テレビ設置をしているのにNHKと契約していない「未契約者」に対して、本来契約して支払わなければならなかった期間の「割増金」を請求する
  • 契約の申込み期限は、「受信機の設置の翌々月の末日まで」と規定
  • 不正な手段「解約」の不正・「免除」の不正により受信料の支払を免れた場合も「割増金」を請求する
  • 割増金は2倍

という制度です。

結局どんな人が注意したらいいの?

難しい文字がいっぱいあって、ちょっとよく分かりにくいですよね。

簡単にまとめてみると、このような方は注意したほうがよいということですね。

  • テレビ設置しているのに、NHKと未契約のまま無視している人
  • NHKと契約したけれど、悪質な虚偽の理由で「解約」「免除」扱いとなっている人

しかし、ちょっとここで注意が必要なのは、

NHK放送の受信可能な機器をもっている人は、受信料を払う義務あるそうです!

なにそれ?

テレビだけじゃなかったの?

NHK放送の受信可能な機器って例えばどんなもの?

NHK放送の受信可能な機器には、

  • テレビ
  • ワンセグ携帯
  • チューナー内蔵パソコン
  • カーナビ(テレビが見れるもの)

など、テレビ放送が見れるものはすべて対象だそうです。

家にはテレビないから、関係ないって思っていても、ワンセグ携帯やカーナビでNHKを見ていたら、NHKとの契約義務が発生するということです。

ワンセグ機能は今のスマホにはほとんどついていませんが、数少ないけれどワンセグ機能のついているスマホもまだあるので注意が必要です。

カーナビについては、意外でしたね。

家の中にないものなので、見落としがちだと思います。

家にテレビはないけど、車にテレビの見れるカーナビがついている(見るかどうかは置いといて)という方は、もしかしたら一定数いらっしゃるかもしれません。

4月以降、割増金を請求されないよう気をつけないといけませんね。

NHKを未契約のまま無視したらどうなる?

2023年4月から割増金の導入が決まりましたが、すでにNHKを未契約のまま無視してしまっている人はどうなるのでしょうか。

まず、NHKと未契約という事実が法律に触れるのかということが気になります。

NHKとの契約は義務らしいよ・・・

放送法第64条で、「NHKの放送を受信することができるテレビをお持ちの場合、NHKと受信契約をしなければならない」と定められています。

放送法って何?って思いますが、法律は法律です。

法律には、「努力義務」「義務」「配慮義務」があり、書かれている文言によって判断できます。

  • 努力義務「努めなければならない」「努めるものとする」
  • 義務「しなければならない」「してはならない」法的拘束力あり!
  • 配慮義務「配慮するものとする」

放送法を見てみると、「NHKと受信契約をしなければならない」と書いてあります。

つまり、テレビをもっている人がNHKと契約することは、法的拘束力のある義務となっています。

NHK未契約で無視してしまっている人は、法律違反になるということですね。

法律違反と言われると、嫌な気分になりますね。

中には、「テレビがあってもNHKと契約しなければ受信料を払わなくてよい」という考えの方がおいでるかもしれませんが、危険な考え方だと思います。

このままテレビ設置していることがばれなければ何事もなく過ぎていくのでしょうが、もし、ばれてしまった場合を想像すると、恐ろしいですね。

2017年NHKの契約義務が契約の自由に反していないかの裁判がありましたが、最高裁が放送法の合理性を認めたため、NHKとの契約義務が合法的と判断されています。

この世の中は、「NHKとの契約が義務なんて知らなかった」で通じる甘い世界ではないです。

NHKに訴えられるかも・・・

テレビがあるのにNHK未契約で無視してしまっている人は確かに法律違反ですが、罰則はとくにありません

罰則はなかったとしても、テレビ設置しているのにNHK未契約で義務を無視していることが、何らかの理由でばれてしまった場合は、NHKに訴えられる可能性は十分ありますよ。

NHKから訴えられた場合、テレビを設置した日から、起算した分の受信料を請求されるそうです・・・。

何十年という期間だったら、いくらになるのでしょうか。

想像したくもありません。

しかも、4月からは割増金が発生して、受信料の2倍を請求されるので、びっくりする額の請求がくるかもしれませんね。

NHK未契約のまま無視してしまっている人は、2023年4月になる前にNHKと契約をしてしまったほうがよいのではないでしょうか。

NHKと未契約のまま無視している人はどうなる?
  • NHK放送が受信可能な機器をもっているのに、NHKと未契約で無視してしまっている人は、放送法違反となり、NHKにばれた場合、訴えられることもあります!
  • 訴えられた場合、テレビ設置日から起算した受信料の請求があるでしょう・・・。

テレビ設置がNHKにばれる理由

これまで、NHKにテレビ設置がばれずに何年も過ぎているから、このままばれないだろうと思っている人も少なからずいるかもしれません。

テレビを設置している家庭かどうかは、どのようにしてNHKは把握しているんでしょう?

NHK訪問員が未契約者宅を一軒一軒まわって把握している

NHK訪問員が、担当地区の未契約の家を一軒一軒周って、テレビを設置していること前提で、契約の勧誘をします。

とりあえず、未契約者宅に訪問してテレビがあるかどうか確認しているんですね。

IT時代なのにすごくアナログな把握方法ですよね・・

引っ越ししてすぐは、NHK訪問員の勧誘がしつこいと有名です。

現状では、勧誘員のしつこさに負けて、NHKと契約を結び受信料を払っていいる人も多いでしょう。

NHK訪問員の勧誘の体験談

筆者は大学生の頃、一人暮らしで引っ越しした時に、NHK訪問員があまりにしつこくて嫌になり受信料を払いました。

玄関を開けてしまい、テレビの存在を知られてしまったので、

「そこにテレビありますよね?テレビあるなら払う義務がありますよ!」

と強めの口調で言われ、「契約させるまで帰りません」という勢いでした。

友達の中には、一度目は断れても、何回も何回もNHK契約の催促にやってくるため、怖くなって契約したという子もいました。

一方では、NHK訪問員の勧誘を居留守を使って無視し続けていればこなくなったという話を聞いたこともあります。

NHK訪問員の勧誘のしつこさは個人差があるのかもしれません。

何年もずっとばれずにいる方は、担当のNHK訪問員のリストになぜか入っていないのでしょうね。

うらやましい話ですが、今後なにかがきっかけでNHKにテレビ設置がばれた時に、高額な受信料を請求されてしまう可能性があるというリスクがあるのをお忘れなく。

NHKのテレビ設置家庭の把握方法について

テレビに差し込むB-CASカードから情報が流れている

テレビを買ったら量販店からNHKに連絡が行く

などど噂がありますが、これらはただの噂で信憑性はありません

NHKはテレビ設置している家庭の把握はできていないんじゃない?

実は、NHKは「テレビ設置届け出の義務化」を要望していますが、まだ実現されていません。

「テレビ設置届け出義務化」を要望しているということは、テレビ設置している家庭の把握ができていないことの裏返しであると思います。

NHK訪問員が足で回って、未契約者のまま無視している人に契約してもらうなんてアナログな方法は限界にきているのではないでしょうか。

NHKは、2023年9月までに、外部委託のNHK訪問員を全廃する方針らしいです。

その浮いた経費を使用し、2023年に受信料をさらに引き下げるという噂もあります。

今のNHKは、受信料を引き下げてお得感を出したり、割増金制度を導入して恐怖感を与え、

自発的に顧客に契約をしてもらうような環境を整えて、契約漏れがないように取り組んでいる気がします。

NHKを未契約のまま無視するとどうなる|まとめ

NHKを未契約のまま無視するとどうなるかについてまとめました。

  • NHKが2023年4月から受信料の2倍額の割増金制度を導入
  • NHKとの契約は義務なので、NHKを未契約のまま無視したら法律違反になる
  • NHKにテレビ設置がばれることがあれば、最悪の場合、テレビを設置した日から起算した受信料を請求される可能性がある
  • 割増金制度が導入される前に、NHK契約してしまうのが賢明
  • NHKにテレビ設置がばれるのは、NHK訪問員が未契約者宅を訪問しテレビの存在が知られてしまった時。
  • NHK訪問員によるテレビ設置状況把握というアナログな方法は、2023年9月には全廃する予定。
  • 今後は、顧客が自発的に契約してくれるようNHKは環境を整えているよう

NHKの受信料をめぐる意見は賛否両論ありますが、自分が損をしないように行動するのが1番じゃないかなと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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